反町 宏美さん

反町宏美さん写真
  • 反町 宏美さん 1977年生まれ 茨城県在住
  • 第1子/2004年7月生まれ/高校1年(男)
  • 第2子/2008年8月/小学6年(女)
  • 第3子/2008年8月/小学6年(男)
    ※掲載の年齢は取材時のものです。

写真撮影協力:ソリソリお子さま

兄・双子の3人のお子さまに囲まれていつもハッピーオーラ満開の反町宏美さん(通称ソリソリ)。ヒーラーとしてご活躍のソリソリは、まわりの人々の夢や進むべき道を引き出し、そのエネルギーを優しく包み込んでくれます。口ぐせは「ほんと、ありがたいよね~」そして大笑い♪

ビンタ・・・もあった(笑)

わたし、あんまり
子育てで悩んだ記憶が
ないのよね・・・
(笑)

うちの場合、
とにかくお兄ちゃんに
助けられてるから。

まぁでもワンオペだから
そういう苦労は
あったかなぁ。

一人目のときは、
泣き止まなくて
どうしようもなくて
ベッドに放り投げて
またすぐ
「ゴメンね~泣」
って抱き上げたり
してたよ。

近所のお友だちと
譲り合いができないからって
ビンタしたことも
あったしね。

下の双子ができてからは
そういうのはないかな。

そういう意味でも
お兄ちゃんは
いっぱいガマンしてるよね。

ガマンガマンのお兄ちゃん

小さい頃の写真
見返すと
いつもお兄ちゃんが
ガマンの顔してるんだよ。

当時は忙しくて
分からないんだけど
ずっとガマンさせて
来たんだろうなぁ。

双子が赤ちゃんのとき
泣き出しても
パパの声には反応しないのに
お兄ちゃんの声を聴くと
反応して
どこにいるのか
探し始めるの。

お兄ちゃんが
いつもそばにいてくれたからね。

ほんと、
よく面倒みてくれた。

お兄ちゃんがいなかったら
ダメだもんね。

お兄ちゃんの写真に向かって
「ゴメンね。ありがと。」
って言ってる。

嫌がられようが
逃げられようが
抱きついてハグするよ(笑)

おんぶに抱っこで片手料理

双子を連れて
出かけるときは
一人抱っこ
一人おんぶ。

2人用のベビーカーも
あったけど
お店とか邪魔になって
入れないから。

同時に泣かれたときは
困ったなぁ。

お料理するときは
一人おんぶ
一人片手で抱っこ
片手で料理。

当時は
筋肉ムキムキだったね~(笑)

体力があったから
できたことだよね。

ご近所と一緒に子育て

近所の人に恵まれてたんだよね。

外に出たらだれか遊んでるから
周りのママ友が
助けてくれた。

「抱っこしといてあげるから
 洗濯物とり込んでおいで~」
とかね。

ちょっと
抱っこしてくれるだけで
全然ちがうんだよね。
ありがたいよね~。

お友だちと譲り合いできないから
ビンタしたっていうのも
周りのママたち
みんなそんな感じだったから(笑)

わが子に教えながら
周りの子どもたちにも
見せつけて教える
みたいな。

ほんと、恵まれてたなぁ。

パパには頼らない!

パパは深夜1時とかに
帰宅するような毎日で
忙しいときは
土日でも仕事のときも
あったしね。

そのぶん
働いて来てくれてたから
そんなもんだと思ってた。

わたしの実家も
自営業で
父親は土日もいなかったから
旅行なんて行けないし
予定も立てられないし。
それでも何とも
思わなかったからね。

パパには頼らない
って、決めてた。

自分とパパの役割を
割り切ってたんだろうね。

言わないとわからないパパ

ひとつ覚えてるのは
双子妊娠10か月のとき。

わが家はお布団を干すのに
1階から2階に上げて
干すのね?

大きなお腹かかえて
お布団かかえて
階段上っておりて
してたの。

双子妊娠10か月だよ?
「代わろうか?」
とも何とも言ってこない(笑)

さすがに
お腹出てるし
とにかく階段を
おりるのが怖かったのよね。

でも15時になって
そろそろ日が陰ってくるから
お布団入れなきゃいけない
っていうときに
パパにお願いしてみたの。

そしたら
「うん」
って言って30分放置。

こっちは
日が陰らないうちに
入れたいから
早く入れてほしいのに!

もう一回お願いして
やっと動いてくれたけどね。


子ども産まれてから
気づいたんだけど
「今すぐ入れてほしい」という
理由をちゃんと言わないと
分からないんだよね。

そういうやりとりが
何度かあって
あきらめちゃったよね。

わたしの性格的に
そんなことがあると
「くっそ~!だったら
 全部やってやるー!」
って、逆に燃えちゃって(笑)

寝たらすぐ忘れるしね。
ほんと、恵まれてるわ~。

男は男で外でがんばってる

結婚と子育ては
恋愛ごっこじゃないからね。
仕事だからね。

ママは家でがんばってるけど
パパはパパで
がんばってるんだよね。

年下に頭下げたり
理不尽なこと言われたり。
残業残業で帰りは遅いし。

家に帰ったら
そりゃオフモードになるよね。

スイッチ切ってるから
言っても聞いてないし
覚えてないよ(笑)

外でがんばってることを思うと
こっちもアピールできないし
求めすぎちゃダメだよね。

結局
子どもたちと一緒に
長くいられるのは女性だし
女性のほうが
幸せだと思うよ。

わたしも色々
あきらめてきたけど
いまは文句言う前に
お願いするようにしてる。

言わないと
絶対わからないからね。

子どもを個人として扱う

うちは3人とも
何も言わなくても
宿題とか
自分からやるんだよね。

やらなきゃいけないことは
本人たちが
一番わかってるから。

わたしはガミガミ言わない。

お兄ちゃんは進路も
自分で決めたし。

子どもたちを
『子ども』としてじゃくて
『個人』として見てるから。

わたしもできないことは
できない!って
子どもたちに言うしね。

「あ~!
 お母さんもぅ晩ご飯
 つくれないー!」
とか言うと

「いいよいいよ
 30分くらい寝ておいで」
とか言ってくれるしね(笑)

気持ちのリセット方法

パパに対して何か
思うことがあったりとか
子どもたちの空気が
悪くなった時とかは
小さい頃の写真を
出してきて見るんだよね。

パパと結婚を決めた時の
想いとか思い出して
「こんなわたしを選んでくれた」
とか(笑)

子どもたちの顔を見て
「はぁ~かわいい~💛」
って、満たされる。

そしたら
「何てちっちゃいことで
 わたしは怒ってたんだ」
って怒りもおさまるんだよね。

それでもおさまらないときは
やり合うしかないけどね(笑)

反町宏美さん 素敵な子育てエピソードを
ありがとうございました!