- 小池 陽順さん 1981年生まれ 茨城県在住
- 第1子/2011年8月生まれ/小4(女)
- 第2子/2014年7月生まれ/小1(女)
- 第3子/2017年12月生まれ/3歳(女)
※掲載の年齢は取材時のものです。
ずーっと抱っこ&おっぱい
第一子の産後は
しんどかったです。
抱っこしないと寝ない子で
一日じゅう、ずーっと抱っこ・・・
あと、母乳を飲むのが
下手だったんですよね。
おちょぼ口になってて
母乳を飲ませようとしても
ベロが上がってて
大きく開かないんです。
それで
毎回ちょっとしか飲めないから
すぐ泣いて
また吸わせて・・・
なんか
ずっとおっぱい
吸わせてましたね。
ミルクには頼りたく
なかったんですよね~。
ミルクあげだすと
哺乳瓶は
吸うのが楽だから
母乳を飲まなくなると
聞いて
とにかく母乳にこだわってました。
いま考えればそこまで
頑張らなくてよかったのに
って思いますけどね。
おおこし母乳育児相談室に行って
飲ませ方、飲み方を教わって
そのうち赤ちゃんの口も
大きくなるし
吸う力も強くなってきて
少しずつ飲めるように
なってきました。
母乳では
3~4か月悩みましたね。
本と違う!
母乳が順調になってきたら
今度は寝かしつけで苦労しました。
昼はご機嫌で遊ぶんですが
夜は何回も起きて
起きてはおっぱい・・・
しんどかった~・・・
育児の本には
最初の何か月かは大変だけど
だんだん起きなくなるって
書いてあるのに!
1年くらいは
夜な夜な起きてましたね~
話が違う~!!って
思いましたよ。
子どもをあずけられなかった
抱っこしたりおっぱいあげたり
朝から子どもの相手をしながら
洗濯してたら
気づけば11時!
子育て広場とかも
もう終わっちゃってる時間で。
結局一日じゅう
家で二人きりで
過ごすことが多かったです。
産まれてからは
子どもと離れるっていうことが
ありませんでしたね。
ずーっとおっぱいでしたし
抱っこじゃないと泣いたんで。
でも一度だけ、
東京で友人の結婚式があったので
旦那さんにあずけて行ったんです。
そしたらもう
おっぱいが張って張って
破裂しそうで!
それからは
おっぱいのことも怖くて
あずけられませんでしたね。
1歳2~3か月のときに
職場復帰で保育園にあずけるために
断乳しました。
その時は旦那さんの休みに合わせて
3日3晩がんばってもらいました(笑)
おかげさまで
意外とすんなり断乳できました。
自分の決意と他人の指摘
2人目の娘は肌が弱くて
2~3か月のときの
乳児湿疹がひどくて
ケアが足りなかったかな?と
あせりました。
最初は病院で
薬をもらったんですが
ネットで調べて
ステロイドはダメ!と見ると
怖くなって・・・
肌にやさしいボディローションを
買って試してみたり。
結局は病院の薬で
良くなったから
しっかり保湿して
季節の変わり目には特別注意して
という感じでやっていくと
だんだん良くなってきました。
でも、
色々試したり調べてみて
「よし、こうしよう」と
自分で決心した
タイミングに限って
親族から
「いや、これはダメだよ」とか
横やりを入れられて
また焦ったりして・・・
せっかく私が決めたんだから
余計なこと言わないでー!
そっとしておいてー!
って思うことも
よくありましたね。
いま思えば大したことないんだけど
当時は必死ですから。
仕事時間と子育て時間
ずっと子どもと家で
二人っきりだったので
仕事がスタートすると
仕事時間イコール自分の時間
みたいな感覚で
すごく楽しかったです。
でも、
理学療法士として
フルタイムでの仕事だったので
時間の余裕は全く
なかったんですよね。
家にいるときは
子どもを叱ってばかりで・・・
これでは子どもの成長を
見られてないなぁと感じて
3人目の妊娠を機に
退職しました。
辞めてよかったと思います
余裕ができました。
いまはフリーランスで
自宅で仕事をしているので
時間の融通がきかせられます。
上の子が小学生になってからは
家で出迎えられて
学校の話なんかも聞けるし。
3人目はまだ保育園なので
小学生組が先に帰って来ます。
手のかかる3人目がいない間に
上の子たちの話を
ゆっくり聴く時間も持てて
すごくいいなぁと感じます。
夏休みなんかは
私が仕事をしている隣で
娘たちは宿題をして・・・
なかなか集中しづらいですが
子どもたちも
意外と勉強してくれます。
フルタイムで勤務していたら
こうはいかなかったと思います。
旦那さんの長期出張でワンオペ
旦那さんの仕事上
2~3か月の長期出張が
よくあるので
その間はワンオペです。
子どもたちの習い事のお迎えが
とくに大変です。
2番目を送って
1番目を別の場所に送って
また2番目を迎えに行って
1番目を迎えに行って
3番目を迎えに行って
帰ったらご飯作って
食べさせて寝かせて・・・
もうバタバタですね(汗)
でも習い事は
自分たちのやりたいことを
やらせてあげたいって
思ってるので
頑張ってます!
子育ても家事も
協力的な旦那さんなので
いるときは頼りまくってます。
食べてたらマル!
ある方から言われた言葉で
「毎日毎日食卓に
こんなに色んな国の
色んな料理が並ぶなんて
日本くらいなんだから」
というのを
すごく覚えています。
つまり
ほかの国では
もっと食事に手を抜いてるし
何食べたっていいっていうこと。
バランスよく食べさせなきゃ、とか
昨日と違うものを、とか
頭でっかちにならなくても
食べるもの食べてたら
いいんだ
って思いました。
1人目2人目で
力入り過ぎてたことも
いま振り返ると
大したことないと思うし
もっとラクに
子育てしていこうと
思いましたね。
3人いて心からよかった
たまに1番目の娘が
聴いてくるんです。
「(3番目)ちゃんがいないと
ママはラク?」
ってね(笑)
3人いると
やっぱり一番下の子に
手がかかるので
ぽろっと私が
言ってるんでしょうね。
もちろんラクかどうか
と言われると
ラクじゃないけど
やっぱり
3人いてよかったよね
って旦那さんとも
よく話します。
ひとりでもいなかったら
私たち家族は完成じゃない。
女子ばっかりでうるさいけど(笑)
3人いてくれて、本当によかった!
小池 陽順さん 素敵な子育てエピソードを
ありがとうございました!
事務アシスタント&個人秘書としてフリーランスで活動中の小池陽順さん。ちょっぴり人見知りだけど、確実に仕事をこなす真面目なお人柄の陽順さんは、まわりから絶大なる信頼を獲得しています。3人の可愛い娘っ子に囲まれて、日々にぎやかに幸せをかみしめているようです。
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