柴田 Jody将子さん

柴田Jody将子さん写真
  • 柴田 Jody将子さん 茨城県在住
  • 第1子/2000年11月生まれ/社会人/20歳(男)
  • 第2子/2003年2月生まれ/高校3年生/18歳(男)
    ※掲載の年齢は取材時のものです。

自宅で英会話教室を開いておられる柴田Jody将子さん。単身渡ったカナダ在住時につけたJodyというニックネームをそのまま使っておられます。海外移住に向けて、日々ポジティブ&アクティブ&パワフル!に活動されています。

何も分からず苦労した赤ちゃん時代

長男が赤ちゃんのときは
おっぱいが出なくて
困りました。
吸う力が強くて血が出て・・・
痛かった~!

下の子は
夜驚症(やきょうしょう)で。
1歳くらいから夜になると時々
夢と現実が分からなくなって
夜中に玄関から
外に出ようとするんです。
それを追いかけて
つかまえて、なだめて・・

調べてみたら
思春期まで続くこともあるって
書いていてゾッとしました。
小学生になるくらいで治ったから
よかったですけどね。

友だちと冒険が大好きな兄弟

幼稚園年中になると
門に入るなり手を振りほどいて
バイバイって
次男に言われて・・・
さみしかった・・・(笑)

長男は小学生の頃
よく自転車で千波湖まで
友だちを引き連れて
行ってましたね。
※住んでいる市の隣の市。自転車で30分くらい。

でも小学生は学校区以外で
自転車乗っちゃダメでしょ?
隣の市まで自転車で行ったの
ほかの親御さんに知られて

「そんな遠くまで子どもだけで
 行っちゃダメよ!」って
うちの子と遊ぶの禁止令
出てた時期がありました。

やってみないと
危ないかどうかなんて
分からないんだから
なんでも挑戦すればいいと
思ってたので
私は何にも言いませんでしたよ。

帰って来ない!反抗期?

唯一、反抗期というか
友だちといるのが楽しすぎて
家に帰ってこなかった日があってね。
中二病かな?

21時になっても帰らないから
「どこにいるの?」
って、LINE送るんだけど
既読にならなくて。
やっと返事があったと思ったら
「セブンイレブン」
って。
「どこのセブンイレブン?!」
ってやりとりしてる間に

主人が気を利かしてくれて
何も知らないふりして
「いま焼き鳥屋で飲んでるから
 一緒にラーメンでも食べるか?」
ってメッセージしたら
「食べる」って。

それで焼き鳥屋さんで合流して
ラーメン食べて
何事もなかったように
帰ってきましたね。

私は何も言いませんでしたよ。
「おかえりー」って。

うるさく言われたくないの
分かってるから。
他の子たちなんて
親にうるさく言われすぎて
「あー、あー」
としか言わないって聞いてたしね。

ついつい先回りして
言いたくなるんだけど
言わないほうがいいよね。

もっと一緒の時間が欲しかった

次男のオムツがとれる
くらいのときに
近所に教室を借りて
英会話教室を始めました。

幼稚園から子どもたちが
帰ってきたら
その時間から仕事が始まって
夜は20時21時まで。
あんまり一緒に
いてあげられなかったんですよ。

宿題みたり
一緒にお風呂入ったり
したかったなぁ~。

そのせいか
自分のことは自分でできる
子どもたちでね。
弁当箱も洗ってくれたし
洗濯物も干したり
取り込んだり。

私が口うるさく
言ったわけではなく
自然とそうなったんですよね。
多くを語らずとも
子どもたちはよく見てるから。

とにかく勉強しない高校受験

2人とも、とにかく
勉強はしなかったですね。

あまりに勉強しないから
塾に行かせたら
「行ってきまーす」
って言って
その辺で時間つぶして
帰ってきてましたから
すぐやめさせました(笑)

私も基本的には
何も言わないんだけど
さすがに
ちょっと言ったかな。

長男は結局、
志望校の公立は落ちて、
私立に行くことになって。

私立高校って、
合格発表の後すぐに
入学金払わないと
いけないのね?

それで息子を連れて
ATMに行って
自分でお金をおろさせました。

ATMから出てくる
お札の分厚さを見て
息子、
ふるえてましたよ(笑)

これだけかかるんだよ
っていうのが
実感できたと思います。


高校受験ってね、
中学2年の2学期からが
一番大事なの。
当時、家庭教師の先生から
聞いた話なんだけど。

基本的に
テストの点数5割、
内申点5割で
評価されるんだけど

そのうち
中学1年の1・2・3学期と
中学2年の1学期までは
カウント1

中学2年の2・3学期と
中学3年の1・2学期までが
カウント2

っていう割合で
大事なんだって。

うちの息子は中学2年のときの
提出物を全くやってなかったから
それが響いたんじゃないかな~?

内申点には提出物とか
入るみたいだからね。

※評価の見解はさまざまありその年や学校、地域によって異なります。

自慢の母ちゃん

地元の勝田マラソンに
エントリーする時
長男に

「母ちゃん
 俺は母ちゃんのこと
 自慢だよ。
 でも、勝田で入賞したら
 もっと自慢になるよ」

って言われまして。
本当はフルマラソンに
出る予定だったんですけど
フルだと
『入賞』がなかったんですよ。

だから『入賞』めざして
10キロコースに
エントリーして
がんばって7位入賞を
勝ち取りました。

息子にそう言われたらね
入賞するしかないよね。

フルマラソン
出たかったんだけど(笑)

母は元気じゃないと!

私、子どもを産んでから
2回入院してるんです。

2人目を産んだあと2週間で
腎盂炎(じんうえん)で
手術をしました。

6か月のときには
卵巣のう腫になって
また入院しました。

そのとき長男は
親戚の家に1週間預けたんです。

退院して長男を迎えに
行ったら
「なんで迎えに
 来てくれなかったの?」
って言われて涙が出ました。

慣れない家で
我慢してたんでしょうね。
違う子みたいになって
帰ってきましたよ。

そのとき痛感しました
「母は元気じゃないと!」
ってね。

いま子育て中のママたちには
本当に元気でいてもらいたい!

柴田Jody将子さん 素敵な子育てエピソードを
ありがとうございました!